COLUMN 住まいのコラム
変動金利と固定金利、どちらが良いですか?
皆さん、こんにちは。
モコハウスは、兵庫県・大阪府を中心に、高気密・高断熱住宅の注文住宅に取り組んで30年以上、本当に快適な住まいをご提供することが使命と考える建築会社です。
変動金利と固定金利のどちらが良いのでしょうか?
これは将来の金利変動の予想はできますが数学的な正解がなく、自己責任で決めなければいけないところです。
だから難しいところですね。
現在の夫々の状況ですが、令和4年9月時点では長期金利(10年物国債)が上昇し続けており、長期金利に連動するフラット35などの完全固定型の住宅ローン金利も上昇基調に入っています。
一方、政策金利に連動する変動金利の方は低金利のままで推移し、その上、優遇金利幅をより大きくしたり、団信に関わる特約部分の内容の充実度を図るなどしてして新規顧客競争が激化している状況にあります。
結果、完全固定型のフラット35の適用金利は1.52%(令和4年9月、融資率9割以下で返済期間21年以上のケース)、一方の変動金利は金利優遇された結果、0.3%~0.4%台で推移している状況で、大きな金利差が発生しています。
固定金利を選択する場合の「ずっと返済額が変わらず安心」という考え方を選択するには、確固とした考えが必要なタイミングといえるでしょう。
8月30日の日経新聞の発表では、8割以上の方々が変動金利を選択されているとしていましたが、頷けるところです。
ここまでのお話で、どちらが良いの?と聞かれると「変動金利」とお答えすることになります。
ただ一方では、固定金利を選択される方も居られます。
また金利が低いという理由だけで、変動金利を選択することが正解だ!とならないケースもある訳です。
次回から、その理由をご紹介したいと思います。