耐久性が問われる「構造材」を考える​

家の骨組みでもあり、耐久性が問われる構造躯体。丈夫で長持ちするためにも、シロアリや腐朽菌から木材を守らねばなりません。また構造躯体は家の内側にあるものなので、建ってしまっては見えなくなる部分になります。​

​いつまでも長く、安心して暮らしていただくために。​
モコハウスでは構造材の在り方から改めて考え、乾式加圧注入処理された木材を採用いたしました。​

乾式加圧注入処理による、歪みのない木材​

水を使用しない『最新の木材保存処理法』である乾式加圧注入処理とは、一般的な温式処理（水溶性）や塗布処理と違い、木材の寸法精度まで維持することが出来る乾式防腐・防蟻処理です。​

水に浸透させて防腐防蟻を食い止める薬剤処理を行うのとは反対に、沢山の優れたメリットがあります。​

POINT.01 ｜ 優れたメリットの数々

POINT.02 ｜ 乾式処理による「耐久性が高い秘密」を画像でチェック

01.　食塩より安全な薬剤

乾式加圧注入処理の専用薬剤「ニッサンクリーンCI」は、油溶性のため、雨水などによる木材からの流出が起きにくい薬剤であり、長期間安定した防腐・防蟻効果を発揮します。​

また、毒性試験でもその安全性が確認されており、食塩より安全と言われています。あわせて「日本工業規格(JIS K 1571)」で定められているすべての効力試験にも合格済みですので、より安心な薬剤と言えます。​

02.　3世代まで長持ち

この構造材に関する裏付けはまだあります。​

住宅性能表示制度による「劣化対策等級」は、最高等級３に対応しており、75～90年程度まで＝３世代まで長持ちするように対策が講じられています。​

またAQ認証という認定を取得した工場のみで生産されており、優良木質建材として認められています。優良な製品と認められたものには「AQマーク」の表示が認められます。このようにAQマークは、幾重にも試験と実績を重ねてきたからこそ自信を持って出せる「信頼の証」と言えます。​

03.　劣化が無いので、いつまでも安心

モコハウスでは、数年後に再処理が必要となる一般的な処理よりも、長く、安心していただけるように「乾式加圧注入処理」を全棟標準仕様といたしました。

見えなくなるところだからこそ、建築段階の”最初”から念入りな処理を行うことで、不安のない穏やかな暮らしが実現できると私たちは考えております。