モコハウスでは各室の温度が26～27℃になるようにエアコンの温度設定をしていることが多いです。

通常はこれで快適なのですが、風呂上りや大人数での食事時のダイニングなどではこれでは少し暑く感じる時があります。

モコハウスでは建物全体を14畳用エアコン1台で運転しているため各部屋ごとの温度調整はできません。

食事中ダイニングが暑ければエアコンの設定温度を下げればいいのですが、それでは家全体の温度が下がってしまいます。

そんな場合、個別的に体感温度を調整するのに便利なのが扇風機です。

最近はDCﾓｰﾀｰ搭載のものが出ており、これだと耳に感じないくらいの音で、

微風などの各段階風量の微調整、ゆらぎ、上下左右の首振りなどの風量や風向きの設定ができます。

（一定の方向から一定の風量が常に体に当たるのは不快なので。）

体に気流を受けると同じ温度でも体感温度が変わり快適な感じになります。

おまけにDCﾓｰﾀｰの場合、消費電力は20W程度なので時間当たりの電気代は≒0.5円/ｈ程度の超エコ運転が可能です。

（ACﾓｰﾀｰに比べDCﾓｰﾀｰのメリットは多くあるがデメリットは商品コストが高いこと）

気流（風）から得られる体感温度の快適さについては、

8年前の当ブログ（2016年8月5日の究極の快適）その他にも書いているように私が以前から感じていることです。

就寝時でも朝までエアコンでは少し寒いと感じる場合などは、

寝室に扇風機を置いてゆらぎ・超微風運転をして見られては如何でしょうか。

同じ温度・湿度でも気流が加わわった時の体感温度の違いが実感できると思います。

モコハウスではエアコンと扇風機の賢い併用によって建物全体で24時間、省エネで快適な生活を送ることが出来ます。

但し、扇風機の使用で感じられる快適さは室温が27～28℃程度にコントロールされていいることが前提です。

なま暖かく湿度の高い空気では扇風機を回しても快適さを得ることが出来ません。

温度・湿度・気流の3要素が整うことが快適さの必要条件です。

但しモコハウスの場合、暖房時は建物全体（躯体）に蓄熱された温熱による輻射暖房に近いので気流は必要ありません。