COLUMN 住まいのコラム
2022/11/28
社長ブログより 「建物の基本性能の追求(その2)耐震性と耐久性」
モコハウスは愚直に住宅の基本性能を追求しています。
前回は断熱気密性能の追求について書きました。
建物にとって断熱気密と同じく基本的に大切なこと、
それは建物の強さ、具体的には耐震性と耐久性にあると私は考えています。
幾ら暑さ寒さに強い家を建てても、地震などの災害に弱くては何もならない。
いくら地震に強い家を建ててもすぐに腐ってしまったり、
シロアリに喰われるようでは何もならない。
またいくら強くて長持ちをする家を建てても、夏熱く冬寒い家では快適で健康に過ごせない。
つまりこれらの基本的要素はすべて同等にしっかりと成立させたもの、
それが住宅の重要な基本性能だと考えます。
ただ、耐震・耐久・断熱気密これらの工事は仕上げ工事と違い、
建物が仕上がってしまえば隠れてしまって外見からはわかりません。
また、これらの工事は一旦建物が出来上がってしまうと後から施工することはほぼ不可能です。
基本性能は建物の寿命そのものであると言えます。
太陽光パネルや蓄電池などの住宅インフラ系、ほか住設機器関係の充実も、
もちろん重要だとは思いますがそれらは後日でも施工が可能です。
お客様にはそれぞれ予算のあることなのでどれを優先させるかは悩ましいところではあると思いますが、
先ず健康で安全に快適に安心して住める家を作ることが大切なことなのではないかと
モコハウスは考えています。
私は住宅の基本性能と付帯住宅設備とを分けて考える必要があるのではないかと思っているのです。
次回はそれぞれについて具体的に書いてみたいと思います。