COLUMN 住まいのコラム
社長ブログより 「モコハウス高断熱高気密の歴史(その4)」
その後、2006年に在来木造仕様で断熱気密性能に優れた住宅を目指してモコハウスを設立しました。
尚、モコハウスは心身ともに快適な家の構成の3大要素として
①体に優しい<超高断熱・超高気密性能、>
②心の癒しのために<普遍的に美しいデザイン>
③選ばれた素材(強度)の高次元での融合を目指しました。
特に優れたデザインセンスが必要とされる建築設計には重点を置き、
スウェーデンの住宅会社に依モコハウス 頼して推薦に値する建築家として
トーマス・べクストローム氏を紹介していただき、日本に招きました。
以上が現在のモコハウスの始まりの原点です。
その後、今までに書いていますが、モコハウスとして、
2006年オープンのつつじが丘(1代目)モデルに始まり、
2018年オープンの圧倒的な断熱気密性能を持つ現在の(6代目)多田グリーンハイツモデルハウスへと進化しました。
(各モデルの諸数値は2018年8月10日付の拙ブログに書いていますので省略)
厳しい寒暖の時期にも快適に住めることを目指して、
私が個人的に高断熱高気密住宅を目指し始めてから今年で32年になりますが、
毎年のように改良を加え、ようやく初期の目的に達するような住宅ができたと思います。
それにはサッシや断熱材・気密材などの建築材料の進歩が大きく貢献しています。
特にサッシの進歩はここ数年でめざましいものがあります。
当時日本ではアルミサッシのシングルガラスが普通、
それからアルミと樹脂の複合枠とペアガラスの組み合わせがあり、
今のようにスウェーデン製の木製3層ガラス0.9W/㎡kを凌ぐようなサッシが
日本でも発売されるようになるとはつい最近まで夢にも思いませんでした。
これからも、施工技術の向上に加え建築資材の性能向上が見込まれます。
今後住宅は、単に高性能の追求にとどまらず、心の快適さも含めて総合的に進歩していくでしょう。
これがモコハウスの目指すところです。
モコハウスの原点(了)