COLUMN 住まいのコラム
社長ブログより 「理想の住宅の大きさ 【BEST CASE】」
例)上部図面は「BEST CASE]の内のMakase Plan。(26.3坪)
お客様が住宅の設計を依頼されるとき、よく35坪 程度の間取りが欲しいとか、
まず住宅の床面積を優先して要望される場合があります。
*一般的には35~40坪が多い
でもご要望のライフスタイルを実現するために必ずしもご要望の床面積を必要としない場合もあります。
例えばモコハウスのように高断熱高気密住宅の場合、
玄関ホール、廊下、階段ホール、ユーティリティーなど部屋を細かく区切らなくても
エアコン1台で空調が可能なため、そのための間仕切取り去りそのスペースを
リビングなどにとり込むことができるので、その部分の床面積を節約できることになります。
かつ間仕切を取り去ることによって室内全体が一体化してみえるので、
全体空間がより大きく感じることになります。
特にそれに吹抜けなどがあると例えば同じ12帖のLDKでも
それに感覚的により広々とした空間に感じることができます。
むろんそれにはユーティリティーなどの水回りの一体化などプラン上の工夫も当然必要です。
このように自在に間仕切をなくしたり、吹抜けを自在に設けたりできるのは
家全体を一部屋として考えることのできる超高断熱超高気密住宅ならではのことです。
一般的な断熱住宅ではこのような大空間を作ると冷暖房の維持費が大変です。
でもモコハウスのような高性能住宅では大空間の方がむしろ効果的な冷暖房を行うことができます。
(将来のライフスタイルの変化に応じて間仕切の自在さもプラン上の大きな特徴です。)
今回、トーマス氏の計画設計アイデアにより、
従来のゆったりとしたモコハウスよりコンパクトながらも狭さを感じさない、
むしろ広さを感じさせるコンパクトで快適な企画シリーズを作りました。
内外デザインはもちろんトーマス氏監修です。
5つのバリエーションを持つその規格型シリーズ名を「BEST CASE」(ベスト・ケース)と名付けました。
これは建築家、トーマス氏のエッセンスが詰まったコンパクトシリーズです。
コンセプトは同じでも、従来のゆとりのあるシリーズとは少し異なるテイストの新シリーズの誕生です。