犬が飼いたい。それが家づくりのきっかけでした。

家づくりを考えたきっかけは「犬が飼いたい」という希望からでした。
以前からウエストハイランドホワイトテリア(通称ウエスティー)を飼いたいと思っていて、この子も家が建ってから１か月後にやってきたんです。

ここに住むまでは近くのマンションに暮らしていたのですが、犬と一緒に暮らしていける生活を叶えたいと考えて、家づくりを始めました。




 

実はモコハウスさんを知ったのは、実の兄がモコハウスさんで建てたことがきっかけなんです。兄の家へ遊びに行ったとき、夏は涼しく冬も寒くなかったので「この家、すごいのかも？」と感じていたんですね。
そこでモコハウスさんの事を知って、モデルハウスも家から少し遠かったのですが行ってみました。

初めてモデルハウスに行かせて頂いたときに感じたのは天井の高さでした。明るくて開放感があって室内も心地よくて、ここで建てたいと思いました。

 

リビングの一部に、自分の部屋がある「ワンリビングスペース」

 

家づくりに対してのこだわりや要望は多かったと思います。
 

まずはじめに「部屋数は少なく、大きい空間が１つあれば良いな」と思っていました。
昔の家は部屋がいくつもあって、玄関とリビングの間にも扉が付けられていたり…そういった「無駄な空間」をなくして「大きな体育館」みたいな場所にしたいなと考えていました。
大きな空間が出来上がったら、あとの内装は自分たちでアレンジしていきたいってイメージしていたんです。

最初にトーマスさんに貰ったプランは、まさにイメージ通りでした。
家づくりを始めた時に、こんな家がいい！というのを絵にも描いていました。いただいたプランを見てほぼ同じ雰囲気だったこともあり、結構スピーディーに決まったんじゃないかと思います。

トーマスさんが提案してくださった、リビングの一部に自分の部屋がある「ワンリビングスペース」が、私たちのイメージにピッタリはまりましたね。実際、この家で扉と言えば寝室とトイレくらいになっています。

吹き抜けの壁も開ける予定ではなかったのですが、風も吹き抜けるし上から緑をぶら下げることが出来たので楽しみながら活用しています。マンションで暮らしていた時はどうしても制約があって色々と出来なかったのですが、いまは自由にアレンジして楽しんでいます。




 

この広くて見晴らしのいい場所は、見つかるまで１年近くかかりました。
大変でしたが、土地が見つかってからは早かったですね、約半年程で暮らし始めるほどスムーズに進んでいきました。

このような場所を探していたのには理由があって、出来る事ならカーテンを閉めずに年中過ごすことが出来る空間であって欲しかったから。庭もプライベートで楽しめるように、建物の奥側に設計してもらいました。おかげで誰からの視界も気にせずに、カーテン無しで暮らすことが出来ています。
 

畑も叶いましたね。トマト、ピーマン、きゅうり、なす、枝豆やスイカとかを育てています。これから収穫できるので、毎日の成長が楽しみです。

 

手造りの家具に囲まれた心地よい空間

最初の１年は毎週なにかしら作っていましたね。
ダイニングテーブルを作ったり、外にある柵や物置小屋を作ったり、ずっと作っていました(笑)
他にも、洗面台の横の棚やポスターの貼ってあるラック等もすべてオリジナルです。

家具は自分たちで作りたいと思っていたので、当時よく設計図を描いていました。あれこれカスタムしながら形にしていくのが楽しかったです。

 

コンセプトは「１階だけで生活できる家」

 

この家は、お風呂もトイレも寝室も１階だけで完結できます。
ほとんど２階には行かず、来客時とか洗濯物を干すときに利用する程度です。

エアコンも１台あれば十分で、温度差も感じないですね。将来のことを考えると1階で暮らすことが出来るという点もコンセプトのポイントになりました。

キッチンもリビングの一部みたいになっているので、疎外感を感じることがありません。叶えたかった食洗器もしっかり設置されて満足しています（笑）照明に関しても、工事に必要なものは事前に準備してきて、何度も大工さんに相談しながら対応していただきました。結構大変だったと思うのですが、とても快く引き受けてくれて嬉しかったですね。

 

思い出を飾り、音楽の流れる空間。

夫婦ともに旅行が好きで、世界中いろんな所に行ってきては、現地で撮ってきた写真を部屋中に飾っています。置かれているほとんどの雑貨は、その時の旅行で集められたものです。50～70か国ほど行ってきたので、多種多様のテイストが集まっています。

音楽も好きなので、周りを気にせず音楽を楽しめるのも気に入っています。これも、高い気密性や窓の遮音性能によるものでしょうか。時間帯も気にすることなく、大音量で音楽を聴けるのは嬉しいですね。

あと、素足で歩いた時に性能の良さを感じます。冬場、素足で歩いていてもヒヤッとすることもないですし、隙間風などで寒いことも無いです。床材がしっかりしているのもあって、断熱性の高さを感じています。

階段が階段以外の役割をしてくれるということも、暮らしはじめて気づいたことの一つです。飾ったり物を置いたり、人が座ることも出来る。犬のケージも階段下に置けたのでスッキリ見えますし、たくさん活用しています。



 

友達もよく来てくれるのですが、これからの季節は庭でBBQとかもしたいですね。

きっと雑貨も増えていくので、造作棚を作ったりしながらインテリアも楽しんでいきたいです。

グリーンも増えていくと思いますが、この家は適度な湿度があるので植物が育つにはちょうどいい環境かもしれないですね。道田社長に聞いた話ですが、植物は南の方に向いていくので、南側に窓があると植物は外を向いて行ってしまうらしいです。なので、窓の配置に関しても南の窓を少なくして、山の見える北側の窓を大きくしてもらいました。そのおかげで、電気をつけなくても北側から優しい光が十分に入ってきて明るいですし、外にいる植物もこっちを向いてくれるので、正面を見られるのが嬉しいですね。

南側からの強い直射日光も遮りつつ、北側から入る光は柔らかくて疲れないので、カーテン入らずです。

暮らしていくごとに、より北側のリビングの良さを体感しました。

モコハウスさんの家で暮らしていて、感じたことはたくさんあります。実感したこともあるし、いただいたアドバイスから発見もありました。わがままも沢山聞いてくれて感謝しています。これから家づくりを行う方に、心からオススメしたいと思っています。