
日頃、よくある質問に対する回答集です。
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モコハウスの名前の由来は?
MoCoHouseの“Mo”、“Co”とは・・・
モダン(Modern)で、抜群に高性能な断熱・気密性能がもたらす快適性(Comfortable)があり、カントリー(Country)なデザインで、コンパクト(Compact)であっても広々とした空間として感じることができるプランニングを目指していることに由来しています。
本社はどこにありますか?
株式会社モコハウスの所在地
住所:兵庫県川西市中央町18-21 MICHIDAビルの3階にあります。
川西市役所の道路向かい北よりに位置します。
モデルハウスはありますか?
はい、常設モデルハウスが兵庫県宝塚市山手台東5-13-12(阪急宝塚山手台分譲地内)にございます。
詳しくは、モデルハウスのご紹介ページでご確認ください。
阪急宝塚山手台モデルハウス → http://mocohouse.co.jp/modelhouse/
モコハウスの工法はなんですか?
木造軸組工法です。
また、理論的にも断熱・気密性能に優れた外断熱工法を採用しています。
建築工期はどれくらいですか?
建物や外回り工事の規模にもよりますが、平均的には着工から120日間(約4ヶ月間)です。ただし、解体工事や擁壁工事などがある場合は、建物工事期間にプラスとなります。
建物のプランニングは、スウェーデン人建築家がするのですか?
はい、建築計画やデザインはすべてスウェーデン人建築家トーマス・ベクストロム氏(アイ・デザイン代表)が担当いたします。
モコハウスは北欧風の家なのですか?
モコハウスは北欧テイストはありますが、スウェーデンの住宅の模倣ではありません。もっとグローバルな観点から、いかにすればより快適で安らげる住宅が生まれるかを純粋に建築学的な見地から考えてつくり上げた住宅なのです。
スウェーデンの住宅の快適さと、高性能なモコハウスの構造を知り尽くしたトーマス氏だからこそ可能な最高水準の快適さが体感できる住宅なのです。
勿論、設計者がスウェーデンの建築家ですから、他のどんなメーカーよりスウェーデンの住宅に近づける事は可能です。
モコハウスは木製サッシが標準ですか?
現状では、スウェーデン製木製3重ガラスサッシと樹脂サッシ(2重・3重ガラス)の2種類から選択いただいています。そこで、木製サッシもしくは樹脂サッシが標準と申し上げても良いと思います。
ちなみに、関西地区での採用率が99%以上といわれるアルミサッシ(樹脂複合も含む)は結露の可能性が大きく、建物の寿命を縮めるため採用しておりません。
*複層ガラス部分は両方とも、Lo‐E+アルゴンガス封入+30ミル防犯ガラス(但し1階部分の樹脂2重ガラスサッシのみ)を採用しています。
モコハウスの主な内装材はなんですか?
自然素材を基本としています。
床材は松か杉の3cm厚の無垢材を施工し、天井、壁材は上記の無垢材とドイツ製の壁紙(オガファーザー)や漆喰、シラス壁(火山灰から生成)、ビニールクロス、接着剤はF☆☆☆☆、壁天井の下地石膏ボードはホルムアルデヒド吸収分解せっこうボードなどを織り交ぜて施工することが一般的です。
※F☆☆☆☆とは
ホルムアルデヒドが最も拡散レベルの低いことを表し、建築基準法の規制を受けずに使用することができると言われているJIS規格の表示
モコハウスは、なぜ一台のエアコンだけで全館の空調ができるのですか?
主な3つの理由をご紹介します。
1)構造材を含めた建物全体を包み込む外断熱工法を採用していること
2)平成25年改正省エネ基準Ⅰ地域(北海道エリア)の国内最高等級を大きく上回っていること
モコハウスの断熱性能 UA値0.28W/㎡・K(Q値0.69W/㎡・K)※阪急宝塚山手台モデルハウスの場合
ちなみに北海道エリアの基準は、UA値0.46W/㎡・K(Q値1.6W/㎡・K)です。
数値が小さいほど、断熱性に優れています。
3)C値(隙間相当面積)が、基準の50分の1にあたる0.1c㎡/㎡前後(数字が小さいほど気密性に優れている。)であること(ちなにみ、次世代省エネ基準Ⅳ地域仕様では5.0c㎡/㎡以下が基準)
その他、様々な検証から生み出した弊社独自の施工方法やプランニング、そして断熱気密の教育を受けた専属の現場職人の確かな施工により高断熱・高気密住宅を生み出しています。
モコハウスはどのような断熱材を使用していますか?
モコハウスでは、フェノバボード(熱伝導率0.019W/㎡K、フェノールホーム保温版)を採用しています。一般的によく使用されるグラスウールやロックウールなどと比べ2倍(0.036W/㎡K~0.052W/㎡Kの平均値と比較した場合)以上の断熱性能があります。グラスウールやロックウール等の繊維系断熱材は吸湿性が高く性能劣化しやすいといわれますが、フェノバボードは吸湿性が低く性能劣化が起きにくいとされています。
※熱伝導率は、数字が小さいほど断熱性能があります。
北欧系大手住宅メーカー(某社)より、モコハウスの断熱材は薄いようですが大丈夫ですか?
先ず違いとしまして、某社の枠組壁工法の充填断熱工法に対し、モコハウスでは木造在来工法の外張断熱工法を採用しています。
この工法の違いを(財)建築環境・省エネルギー機構による断熱材の厚さ(断熱材の抵抗値)基準に換算しますと、充填断熱工法は外張断熱工法に比べて壁で1.35倍、屋根で1.15倍の厚さが必要となります。
理由は外張工法の場合は充填工法に比べて、理論的に熱橋の生じる部分がないためです。(詳しくは弊社HPの断熱・気密に関するコラム、Vol.1をご参照ください。)
尚、それ以外に外断熱工法の大きな特徴は、断熱層の内側(室内側)に温・冷熱を蓄えて輻射熱を発生させて体感温度を安定させるという大きなメリットがあります。
因みに、上記の工法の違いを考慮して断熱抵抗値で示すと・・・
<某社の場合>
断熱材の種類:グラスウール24K相当
壁:断熱材の厚さ120mm、熱伝導率0.036W/mK
天井:220mm、熱伝導率0.045W/mK
これを熱抵抗値に換算すると、壁:0.12m÷0.038W/mK=3.16㎡K/W(熱抵抗値)
屋根・天井:0.22m÷0.045W/mK=4.89㎡K/W(熱抵抗値)
<モコハウスの場合>
断熱材の種類:フェノバボード(フェノール樹脂フォーム)
壁:60mm、熱伝導率0.019W/mK
屋根:120mm、熱伝導率0.019W/mK
熱抵抗値に換算すると、壁:0.06m÷0.019W/mK×1.35=4.26㎡K/W(熱抵抗値)
屋根:0.12m÷0.019W/mK×1.15=7.26㎡K/W(熱抵抗値)
(且つ、モコハウスは屋根に夏の熱を逃がすため通気層が設けられている。)
※熱抵抗値は数値が大きいほど優れている。
また、住宅性能にとってより大事な隙間を示す隙間相当面積(C値:単位c㎡/㎡)は、某社C値:0.71c㎡/㎡に対し、モコハウスC値:0.1c㎡/㎡と言う抜群の気密性能を有しています。この数値は折角空調した空気を逃がさないために、また計画換気を行う為にとても大切な数値です。
以上の数値から、断熱に関しては、厚さだけではなく工法や断熱材の種類や性能がより大切だと言うことがお解かりいただけると思います。
又、結論的に上記の通り、某社と比較しまして性能面でもより優れていることがご理解いただけると思います。
耐震性能はいかがですか?
住宅性能表示制度(平成12年4月1日に施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律 に基づく制度)でいう「耐震等級3」を標準とし、仕様規定に基づく「簡易計算」ではなく、プラン毎、詳細に計算する構造計算「許容応力度計算」を採用しています。また、より安心感をお求めの方には、「制震ダンパー」もご用意しています。
設計や見積は無料ですか?
ご要望の確認から初回のプラン作成及び概算見積りは無料です。ご提案のプラン及び概算見積りをご確認の上で設計契約をご締結いただき、設計契約時点で設計料及び各種申請費をお預かりいたします。また、お預かりした設計料等は、建築工事請負契約時に契約時金に充当いたします。
初回の打ち合わせ時からスウェーデン人建築家トーマス・ベクストロム氏(アイ・デザイン代表)に同席いただきます。
モコハウスの建築コストを教えてください?
最近の最多価格帯は税込2300万円~2500万円です。一方、少子高齢化という時代背景からコンパクトサイズの建物が求められることを想定し、断熱気密性能等は次世代省エネ基準Ⅰ地域(北海道エリア)を大きく上回った性能で、またプランニングにも工夫を加え、規模とコストをコンパクトにしたSシリーズ・ベーシックタイプであれば1650万円(税込1782万円)からご計画いただけます。
土地の紹介もしてもらえますか?
弊社は、宅建業者ではないため土地の斡旋はできませんが、協力不動産業者の方々から広く物件情報を入手することは可能です。
そこで、お客様のご予算や建物希望を事前に把握させていただき、建物の建築の可否、法令上の問題、そしてコストまでを考慮した土地情報をご提供させていただくことで、実際に、多くお客様にモコハウスをご建築いただいています。
打ち合わせ場所は、主にどこですか?
モデルハウスか本社かのいずれかになりますが、多くの場合、モデルハウスで実物を見ていただきながらお打ち合わせをする方がご理解いただきやすいことから、モデルハウスでさせていただきます。
建築可能エリアはどこまでですか?
建築可能エリア
【施工地域】
主に北摂、阪神地域
豊中市・池田市・箕面市・吹田市・摂津市・茨木市・高槻市・豊能郡豊能町・豊能郡能勢町・三島郡島本町・尼崎市・西宮市・芦屋市・川西市・伊丹市・宝塚市・川辺郡猪名川町・三田市・神戸市北区
※上記以外の地域でも多数の施工実績がありますので、ご相談ください。
モデルルームはどこにありますか?
多くの方々に好評をいただいておりましたつつじが丘モデルの売却に伴い、現在、ご見学いただけるモデルは下記の2モデル及び新モデル建築中の建物となります。
■ご見学いただける3つのモデル
阪急宝塚山手台モデルハウス →詳細ページはこちら
トラディショナル系 白金モデル →詳細ページはこちら
NEWスウェーデン系 建築家トーマス邸 →詳細ページかこちら
住宅ローンなどの相談には乗ってもらえますか?
はい、弊社ではお客様の資金計画や税金等のご心配や疑問にお応えするために、ファイナンシャルプランナーが所属するコンサルティング事業部を設けています。
また、ご希望のお客様には購入の際の資金計画だけではなく、長期(平均寿命まで生存したものとして)のキャッシュフロー表を作成し、ご入居後の生活のことまでを視野に入れサポートさせていただきます。
アフターサービスはどうなっていますか?
定期点検に代わるものとして、3ヶ月に1回各オーナー様宅を社員がご訪問させて頂き、住まいの状況確認や住まい方のアドバイス等をさせていただいております。「いつでもそばに居てくれる」と思っていただけることが、弊社のアフターサービスだと考えています。
大手住宅メーカーと比べて会社の存続に不安がありますが、いかがですか?
大手の住宅メーカーと弊社のような小さな規模の建築会社を比較された場合、そのようなご不安を持たれるのは当然だと思います。これについて「将来にわたり絶対に倒産するようなことはありません」と断言できることではありませんが、以下のような経営方針を堅持することによって、長期にわたる経営の安定化を目指しています。
1)無借金経営の厳守
2)いたずらに事業エリアを拡げて規模の拡大をしない
3)施工棟数を月平均1.5棟(年間18棟以内)程度にとどめる
4)「日本一快適な住まいづくり」を目指して、日々建築技術の向上に努める
5)不必要な不動産の取得など本業以外に資金を投資しない等
以上の事項を遵守することにより、経営基盤の長期安定化を図っています。
建物の保証期間は何年ですか?
構造躯体及び雨漏りに関しては「住宅瑕疵担保責任法にある10年間」、その他の部分は一般的な保証期間の2年間(住宅機器等の製造者保証があるものを除く)です。
大手住宅メーカーのように「構造躯体と雨漏りに関しては20年、30年保証」というような長期の保証期間はあえて採用しておりません。このような長期保証を可能にするためには、定期的に防水や塗装工事等の有償工事を実施することによって、はじめて保証が可能になるにも拘わらず、あたかも無条件で長期間の保証がされるかのような誤解を与えかねないものだと考えています。
弊社では保証期間以上に、3ヶ月に1回の定期訪問によるサポートが大切だと考えています。モコハウスのように内部結露もなく、しっかりと施工された木造建築は住宅メーカーの行う高価な有償工事を継続しなくても、都度ごとに必要な部分のメンテを実行していれば、それほど費用をかけなくても数世代は充分に性能を維持し続けることが可能だと考えています。
年間、何棟ぐらい建てていますか?
弊社の工事量は、平均して月1.5棟で年間18棟程度です。それが設計・施工において、お客様に対し目の行き届いた親切な対応が出来る限度と考えているからです。また断熱気密の勉強会等を弊社の社員と共に取り組んでいる専属の大工さんがいますが、その大工さんが取り組める範囲の工事量でもあります。
太陽光発電は採用できますか?
はい、もちろん採用いただくことは可能です。ただし、一方では積極的にお勧めはしておりません。
ご予算がゆるす限りは否定するものではありませんが、それよりも、住宅の基本的性能を優先いただくことが大切だと考えています。また、屋根への取付ビス等の穴あけによる雨漏りの可能性も否定できません。近い内に、設備の低価格化が進み、また発電効率がますます向上することが見込まれることから、設置には時期尚早という思いがあります。